ブランドを着るからと言ってかっこいいとは限らない

はじめに

ブランドを着るからと言ってかっこいいとは限らない。

すごく高いブランドで身を固めて、着ている人がいるじゃないですか?

本当にかっこいい人はいいですけれども、似合っていない人は本当に似合ってない。

ブランドがその人についていっていないのに着ている様な。

学生の人だと、高い服がいつも同じワンパターンの人もいます。

ブランドをそうやってきている人は分からないけど、きっと疲れてそうです。

ブランド着てもいつも同じ格好していたら、服着ても楽しくないと思うんですよね。

そうゆう人がブランドを着こなしても、ユニクロを着こなしている若者の方がかっこいいです。

着こなせているかもありますが。

このことをどうしても教えたかったです。

 

ブランドだからいいという訳ではないのです。

ちょっと自分の服が好きになった実体験を述べます。

 

バイヤー経験の先輩が居たことで服が好きになった

自分は家庭の事情もあり短大に行ったのですが、その時たまたま洋服のバイヤー経験のある先輩が居て、その人のお陰で今の服好きの自分がいます。

それまでは、衣服も全然持っていなくて。かっこよくなりたいと思っても、買い方も着こなし方もよく分かっていなかったです。
間違った着方をしていました。

服を欲しい、おしゃれになりたいと思っても、そのように分からない方が結構多いと思います。
私もその一人でした。

自分が中学高校の頃の持ち合わせの服

大体中学生から自我の自立が始まって、自分で洋服を買うじゃないですか。

中学生の頃は靴ばっかり買って、服は全然持っていませんでした。

ナイキのジョーダン12やアジャストフォースとかバッシュ、アディダスのナスターゼメッシュやハリケーン、スタンスミス、プーマのバスケットなどなど、靴を買っていればかっこいいと思っていました。

Tシャツは古着で買ったり、スポーツ系のニューバランスとか着ていて。

でもまだ、中学生の頃は自分でも好きで服を着ていて、オーバーオールにチェックのシャツや、古着のジーンズ、古着のスウェットなど。

でも、買い方だ分からなくて、みんなダウンジャケットを着ていたから、2万のダウンジャケットを買ったら、結局2回3回ぐらいしか着なかった。とか、お金の使い方が分からなかったんですよね。

その時代、周りにユニクロなんて無いし。

まあそんなもんです。

高校になって、友達と明治神宮前に行って、原宿で買い物する年頃になって、買いに行ったけれども、竹下通りで買ったのかその時はいいなと思っても、全然かっこよくないし、なんでこんなの買ったんかな?

ビームスで、スウェットの半袖(パイル地の半袖)を買ったけれども、着るタイミングが分からないような服で。

高校の時はそうゆうのばっかりで。

男子校なので、女の子を意識することも無く、部活を頑張ってやっていたので、おしゃれとか服とはそこまで興味が持てなくて、短大に入る時はTシャツ3枚しか持っていないし。

12,800円のパタゴニアのパンツとか14,800円のチャムスのボタンパーカーとかヒステリックのスウェットが12,800円とか。その当時、コートを持っていなかったんですよね。それでよく冬を過ごしたと思います。

ブランドを買っていればかっこいいみたいな錯覚がありました。

その時はブランドを持っていればかっこいいという考えでした。

短大に入ってバイヤー経験の先輩との出会い

短大に入った時は、Tシャツが3枚、ジーンズが1本2本、後は何の服を持っていたのかも覚えていないぐらい服を持っていなくて、古着のX-girlの男物のTシャツを買ったのは覚えているのですが、そんなに覚えていなくて。

まあ、ダサい格好ををしていました。

 

この時のことをよく覚えているのは、その時の日記があったので、それで、事細かに書いています。

最初短大を楽しもうと思ったのですが、ちょっと男の少ない学科で、来ている男は付属上がりの子とかで、そのかなの一人が、私が大変時間を掛けてやってきたレポートを「いつも写させて」と言うから、その人はいつも嘘しか言わないから。すごくストレスで、それが嫌で、途中から友達を辞めて。クラスの5人しか男居ないクラスで、私といい奴のバカ以外はみんな辞めたり、途中から学校に来なくなって。

それで、同年代の男とはそんなに話さなくて、そんな時にその先輩がいて。

その先輩はいつもかっこいい服を着ていて。

ブランドとかは分からなくても、本当にいつもかっこよかったんですよ。

おれもあんな服着てみたいなーって。いつも思っていて。

それで、前期課程(1学期みたいなもん)が終わる頃に、自分は進路を間違えたと思って。違う大学に編入しようと仮面浪人して勉強し始めた時に、自分の中で、好きな子が居て、その子に彼氏が居て、失恋しちゃって。

秋ぐらいの時期に、先輩が、「家に泊まらせて(実習があって朝が早いから)」と来て、その時のファミレスで。

「どうしてもかっこよくなりたいです」と言って。

「本当に変わりたいなら手伝う」と言われて。

「お願いします」と言って。

なんで教えてくれるのか?聞いてみたら、「おれはお前と似ているから」って、友達のいない感じとか。いつも孤独なところとか。

それで。

10月26日原宿表参道のローソンで待ち合わせして。

先輩からの「おれが来る前に、いろいろショップ行って、店案内しろ。それにおれがアドバイスするだけ。」と電話で言われて。

その日色々探して、先輩が着いて。

結局のところ、そんなに案内していなくて。

先輩が、服についていろいろ教えてくれて。

ブランドの品質がどうであるか、ただの悪い生地にブランドネームがついてあるだけで値段がすごく高くなって、いい生地の服なんてたくさんある。

ブランドだからと言ってみんなかっこいい訳ではない。

大切なのは生地と品質。

古着屋に行って、値段と品質がどのように付くのか物を見れば分かるような感じで。私には全く分からないけれども。値段があっての物の品質みたいなこと。

 

その時代の有名ブランドのお店で、こんなへなちょこロンTが8,800円って、ぼったくってる。

言いたいことはブランドだから、買う。みんな持ってるからかっこいいんだろうと。そうゆう錯覚。

 

(原宿に買い物する日を)土曜にしたのは、新しい商品が店頭に並ぶ日だから。とか。

(都内の)いいお店は人目につかないところにお店を構えていたりする。とか。(今はネットがあるので、分かると思いますが、昔はお店の場所が分からなかった時代のことです。)

その時の流行は街で歩く人の感じだったり、かっこいい人は自分のスタイルを持っていたりするもの。そうゆうのが街で分かったりする。そうゆうのを見た方がいいって。

少ししたら、その先輩のバイヤー経験のある友達がもう一人来て。

昼食をとって、今着ている自分のファッションチェックをされて。

バイヤー経験のこの二人のすごいところは。

今着ている私の服を全部変えるのではなくて、これに合わせて、少しずつ変えていく様なスタイルで。それが、ファッションを知らない人と知っている人に違いです。

例えば、全身ユニクロの人が、ある日全身バーバリーになったり、全身エルメスになったらおかしいじゃないですか。その時は言われていないけど、こんな感じなんだろうって。自分で思って。

そうではなくて、全身ユニクロから帽子をちょっと高めの物、靴をナイキのエアフォースワンの高めの物と。ちょっとずつ格好を変えていくんだったり、今の自分に合う服に全身をちょっとずつ変えていく。そんな買い方をこれからする。っていう感じで。

 

 

実際に、どのような物がいいのかの実技を受けました。

バイヤー経験があるから本当にすごいのが、最初明治通りのユニクロに行って、シャカパンと言うものを買ったのですが、先輩がよく穿いているパンツで。それがユニクロだとは思えなくて。

いつもかっこいいブランド物のTシャツや帽子を着ていて、パンツがユニクロなんて思わなかったので。
かっこいい人はユニクロがユニクロに見えないんですよ。

ユニクロをユニクロの様に見せない。とか。ユニクロ外し。とか。

その後に、小物を揃えると。

SECRETBASEというおもちゃ屋が明治通りとキャットストリートの3階に在って、そこでボンバーキッドのキーホルダーとコインケースを買って。

バウンティーハンターでスカルくんのキーホルダーを買って。

次に原宿から渋谷に来て、マルイワン(今の渋谷のシダックスのところが昔のマルイワン)へ行き、井上三太のTシャツを買って。

(これはanvilの素材を使ったTシャツの物)このTOKYOTRIBE2のTシャツがそうです。私は全然内容を知りません。

このバウンティーハンターはその先輩から昔買ったか、貰った物です。その先輩はめちゃくちゃかっこいいんですよ。

次に東急ハンズへ行き、グレゴリーのウエストポーチ(今、現行には無いけれども、形的にテールメイトSLT)とポーチ(クイックポケットS)を買って。

この黒のウエストポーチにボンバーキッドのキーホルダーを、ポーチにスカルくんとコインケースを。それだけで小物が全然違う物に変わります。

その後、上野に行こう。と言われて、「上野は何でも揃う。原宿よりもいい」と言っていて。上野御徒町まで行って、ベルトを買って、チャンピオンのアメリカ製のパーカーを買って。このチャンピオンのアメリカ製のパーカーは元々軍服の下に着る為の素材として作られたものだからとても暖かいから。とお店のおじさんに言われて。コートもいらないぐらいの服だよ。そんなパーカーです。

この右のチャンピオンのアメリカ製サイドリブパーカーがそうです。腕にだけチャンピオンの刺繍がされています。

これが着やすくて、計4枚今まで買いました。

これは今でも現行で売ってます。

ただ、カンガルーポケット(こうゆうポケットの名称をカンガルーポケットと言います。)が小さくなっちゃったんですよね。昔の大きいカンガルーポケットの方がいいです。

これで、トップス(上半身に着る服、上着)、ボトムス(下半身に着る服、下衣)。

小物でのウエストポーチ、ポーチ、ベルト、キーホルダー、コインケース。

それで、靴は買っていなかったんですが、靴屋さんに行って、かっこいいナイキのエアフォースワンがあって、買おうかどうか迷っていたら、「迷うぐらいなら買った方がいい。」と先輩に言われて。

「ダサい格好してても、高い靴一つあればかっこよくなるんだ。」と言っていて。「足元からおしゃれって見るだろう?」って。

思い切って買って。

この灰色のミドルカットのエアフォースワンがその時のです。

計45,000円から50,000円ぐらい使って。

これが本当に変われるもので。

高い物は靴とパーカーぐらいで、後はそんなに高くもないし。お金をかけるからかっこいいやおしゃれという訳ではない。

今までのダサい格好に、どれか一つ入れるだけで、かっこよくなるし、着こなし方の幅が増えて。今までと全然違うファッションになって。

おしゃれも頑張ればできる、変わるもんだなーって。

その為に努力をしなくてはいけないということも分かりました。

おしゃれや服に対しての意識を変えること。

変わることで、自分の今までの服装を客観視できる。

変わることが抵抗となっているなら、そうゆう気持ちを捨てて。

そうすれば自分に似合う服になっていくと。

 

衣服が好きに

その時そう教わって、安い服でもかっこよくなる。

先輩のすごいところは、その時は何も言われてい無けれども、後で自分で服好きになってから気付いたのですが、エアフォースワンやユニクロのシャカパンはほとんどの服に合わせやすいということ。

靴が合わせやすいとおしゃれの幅も広がるし、着こなすパターンも増えて、いろんな着方が出来ることになります。

本当にすごいですよ。

しかも長く着れる。

それは本当にすごいことです。年相応の服になっていくところを、歳なんて関係なく着れるのがいいです。その先輩は本当に目利きがすごいです。

今、それが活かされていて、靴は合わせやすい靴が多くて、派手目の靴はそんなに持っていません。

 

私はかっこいいというか、その人に似合っていれば衣服はいいと思うんですよね。

人からの印象によって、それぞれのかっこよさやかわいさがある。

おしゃれや衣服は日によってコーディネートを変えることができる、それは印象も変わりますので、とても楽しい。服にはそうゆう力があります。

それが楽しく衣服を着る喜びになります。

 

今では本当に衣服が好きすぎて、コートの形やTシャツのプリントなど。好きでたくさん買っています。

服ってたくさんあると毎日楽しく着替えて一日を過ごせます。

似合ってない服も買って着てみて、「あー、失敗しちゃった、買わなきゃよかった」と今でもなります。

そうゆう経験が似合うや印象の違いに活きてきます。

まとめ

ブランドを着るからと言ってかっこいいとは限らない。

ブランドだからかっこいいは間違いです。かっこいい物もあればださい物もあります。

いろいろな着方が出来るとかっこいいし、ファッションの幅、おしゃれの幅も広がります。

ブランドしか持っていない何着しかをローテーションするよりはたくさん服がある方がいいです。

自分で選んで着る。それを楽しむぐらいが一番いいです。

私は今は昔のように原宿ブラントを買っていないです。

かっこいいコートもありますよ。

ブランドだけ着てればかっこいいという訳ではなくて、自分でそれを似合うように色々と着こなしていくからかっこいいのです。

ブランドだけ買っている人はそうゆう考えがあまりないと思います。

服を自分で選べる力がつけば、バイヤーの先輩眼の様に衣服の目利きができる。

全てがダメという訳ではなくて。

ブランドに買わされているのではなくて、自分が着たいようにしたくて買うという気持ちが大切。

その先輩と出会っていなかったら、服をブランドで今も着ていたでしょう。

服を純粋に楽しむ。今では服を好きになり、服の中味を知って好きになることを教えてもらいました。

ブランドじゃなくて、形だったり、素材だったり、良い服はたくさんあるので、自分が好きなものを着ましょう。
服も着られれば服の意味を持ちます。

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