自分が初恋の頃の話なのですが。
なんとなく当時の話をしたくて。
時代的にこのぐらいです。サニーディサービス好きなので。
当時、中学生が携帯電話を持てる時代ではなく、ポケベルを持っていたらすごいという時代(学年で1人だけ持っているのを見ました、それぐらい少数です)です。
携帯電話はドコモ、IDO(現au)、ツーカーだったのは覚えています。この当時は1.5GHz帯の周波数ですよ。第二世代携帯電話サービス。
私が高校の時初めて買った携帯がシティフォン(関東や東海の限られた地区しか使えない)のP157でした。メールは30文字くらいで、最後に名前を入れないと分からない仕様です。
携帯を持っていないので、家の電話から友達の家に電話を掛けたり、待ち合わせは「何時にどこどこ」と時間と場所指定の時代です。
自分が初めて出来た彼女なのですが。
彼女と言っても、手紙の交換とか電話をするとか、それぐらいのことしかしていないのですが。
インターネットもWindows95が出たぐらいなので。
今では、何をするとか、ネットで調べたりできますが。
その当時は、分からないから、恋愛マンガであるような日常をするような感じの恋愛。
その彼女は、笑顔が素敵な子で。三白眼気味な女の子。
私に好意を持っていると、その小学校出身の子から言われて。
なんか、視線感じるなって。友達経由で手紙を交換するようになって、手紙で告白をして、付き合うことになって。
中学1年生の恋愛ですから。
田舎なもので、駐輪場に自転車を置いて、荷台にヘルメットをくくりつけるのですが。
授業中に授業を受けながら、その日有った事とか君のこんなところがかわいいとか書いていたんだと思う。
それを帰る時に、そこの子自転車のヘルメットの所に入れておいて、また、次の日か、何日かに帰る時にヘルメットの所に手紙が入っていて。
そのような日々を恋愛として、彼氏彼女の関係として過ごしていて。
電話も家でするのが家族の目に留まるから、それが嫌だったので、公衆電話からテレフォンカードで電話するような。
電話も数回しかないけれども、恋愛をしたことが無いから、多分、これが恋愛なんだろう。とか。
その日々が楽しかったので、いい恋愛なのか、ごっこなのか。分からないけれども、その時は楽しくて、その子の事も好きで。
しかし、周りに流されやすい、性格で、その子の事を全く嫌いでもないのに、周りの男友達が「あいつはやめた方がいいよ」と何人かに言われて。
それが嫌だったから、別れることになったんだけれども。
逆に、その周りに流される自分が嫌で。
その子はあの後結構苦痛だっただろうに。
大人に成ってから思い返すと、謝りたいな。って思っても、同窓会に来ていなくて。
それっきりなのですが。
私は、手紙は見られると嫌なので、当時捨ててしまったと思うのですが。
彼女は私の書いた手紙のことを誰にも言わないし、私も彼女の書いた手紙のことを誰にも言わないから、二人だけの秘密と言うところがあって。
何でそれが大切だかっていうのは。
大人に成って、好きな子に宛てた手紙を、その子だけに気持ちをのせて書いたのに、その界隈の子にまでその手紙の内容が筒抜けだったりするので。
それが本当に嫌で、あの子に書いた気持ちなのに、気持ちの起伏は恋愛にとっていろいろあるじゃないですか。
それで、あの子は誰にも言わないで、本当にいい子だったなって。
二人だけの秘密で終わっているところが良い女性だったなって。
私は恋愛を多くしてないから。
二人だけの秘密が持てるような子って、恋愛でもいい恋愛が出来ると思う。
なんとなく思い出して。書きたくなって書きました。
出会える人と出会って、そんな関係が出来れば、恋愛って楽しくて良いですよね。
二人だけの秘密って大切だと思います。
好きな曲なので。
恋愛ってこんな感じだと思う。
相手の気持ちと自分の気持ちの交換だと思う。
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